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【〇〇〇〇組、誕生秘話!!】 極道の笑い話① Apex product

街の不動産屋が、ヤクザの親分になった話をします。なんでも浅草の小さなヤクザの組の親分が病気で亡くなり何故か組をやる人がいないので、以前、組事務所を紹介した不動産屋の社長に、組をやらないか?と言う話が来たそうです。漫画みたいな話って世の中にあるんですね。聞いていてビックリしました。不動産屋の社長は、普通でしたらそんな事、断るに決まってますよね。当たり前でしょ。しかし、その人は頭がいってました。「俺、ヤクザの親分になる。」えー(´⊙ω⊙`)なんでそうなるの❓青天の霹靂。まっ、落ち着いて。と私は言ったのですが、聞く耳を持ちません。早速、襲名式。なんだかんだで、1ヶ月色々挨拶周りが終わり正式に彼は、組の親分になりました。漫画です。元いた組員は15名 全員 坊ちゃんみたいな感じ。「あー。これじゃ、お先真っ暗だね。誰も使えない感じ。」でも商いじゃ無いが始めたからには精一杯頑張るのが、男。いや極道だ。何か変ですが❓

彼は、大門を掲げた日から、子分らにしのぎの手ほどきをしたそうです。「いいかお前ら、極道は、素人さんに迷惑を掛けちゃならない。俺は不動産屋だから、仕事でしのぐ。お前達は、とりあえずアイスキャンディーを売ってしのげ。」えー(´⊙ω⊙`)これまた漫画みたいな話ダァ〜。
アイスキャンディー❓発想がぶっ飛んでます。子分達は、誰1人意見を言う事なく、浅草でアイスキャンディーを売ったそうです。変なヤクザですね(笑)
ある日、子分の1人が他の組の構成員に因縁を掛けられアイスキャンディーを捨てられたそうです。なんでも、子分は、泣いて事務所に帰って来たそうです。喧嘩は、今までした事がなく、かなり怖かったらしいです。その話を聞いた親分は「経緯は情けないが仕方ない。抗争は起こしたくないが売られた喧嘩、買わせてもらいましょう。」えー(´⊙ω⊙`)大丈夫ですか?無理でしょ。やめた方がいいんじゃ無いかな。しかし、親分は、本当に行動に出たのです。まず、武器を揃えないと駄目ですよね。拳銃とか、ドスとか?えっ。そんなものは無い。じゃ何で戦うんですか?「俺の知り合いの解体屋さんから、長めの、はつりバールを20本 借りたから、これで乗っ込むしかないな。野郎ども、お前らの命は俺が預かった。いざ出陣。」えー(´⊙ω⊙`)またまた。死んじゃうよ。向こうは拳銃、絶対持ってるよ。やばいよ。こっちは、バールだけ。やばいよ。絶対。何が命は預かっただよ。ハナから死んでます。
しかし、今度も誰も反対しないしどうなってんだ。この組員達は❓そうこうしてるうちに、決戦の日が来ました。その日の夜に決行する事にしました。暗闇に紛れて攻めるのでしょう。親分「みんな、これが最後の晩餐だな。俺は不動産の事務所に寄ってくるから先に飯食っておけよ。」と10000円を渡しました。はい。1万円ですか?15名 いるんですが!待って下さい。カッコつけて最後の晩餐じゃ無いですよね。ワンコイン弁当ですか?「釣銭はいらないぜ!」釣銭なんか無いよ。吉本新喜劇か。アホか。まっ。無いよりマシ。子分の1人が吉野家に買い出しに行かされました。これまでは良かったのですが、買い出しに行った子分が、1時間経っても帰らない。あやしく思った子分達が、近所の吉野家に行ったら「来てませんよ」との事。「やられた。あの馬鹿。探せ探せ。しばいたる。」いつになく気合が入る子分達。飯の恨みは恐ろしい。近所をしらみつぶしに探していると、ポッピーと、モツ煮を食べて上機嫌の馬鹿 子分が屋台にいました。なんでも、死ぬなら美味いもの食って飲んで死にたいから、皆んなには、悪いとは思ったが、パーと使いたかった。との事。パーと使ったって、ポッピーとモツ煮だし。いくらも使ってないよね。子分「さあ〜。殺せ。俺は殺されて当然の人間だ。さあ〜殺せ。」と、道路で大の字。しかしまだポケットに、7,000円 が。コンビニでのり弁を買って、皆んな仲良く食べたそうです。え〜(´⊙ω⊙`)またまた、漫画じゃん。皆んな仲良く食べたの?ありえへん。それでどうなったの抗争は。バタバタしていて行きそびれたそうです。はい!(◎_◎;)親分は、それで納得したんですか?
親分「皆んなよくやった。仲間がどれだけ大切か、今回の弁当事件でわかったな。立派に成長したな。人を恨むな。許す心が大切だ。だから、皆んな今回は、乗っ込むのを中止する。」えー(´⊙ω⊙`)なんなん。「明日からまた、地道にアイスキャンディー売ってしのいでくれ。」子分達「親分。カッコいい。一生ついて行きます。」そんな馬鹿な。でも事実です。これからも、組の行末に、目が離せませんね。また、何かしでかしましたらお知らせ致します。
- Apex product   加齢なる親父より

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コメント: 1
  • #1

    さとる (月曜日, 14 11月 2022 11:49)

    いつ聞いても笑える実話ですね