他人の評価は都合によってコロコロかわると分かっていても
私たちは、どうしたら相手の目によく移ることができるだろうか
ということばかり考えてしまいます。
でも、
誰からも「いい人」でいることは不可能なのです。
外ではとても社交的で、愛想がよくて元気で張りきれるけれど、家に帰ったらどっと疲れが出てしまう。こんなことはないでしょうか。
私たちはたくさんの人の中にいると、みんなによい顔をしようとしてくたびれてしまいます。
みんなに好かれようとすると、自分の言いたいことも言えなくなります。また、当たり障りのないことしか言えなくなって、結局薄っぺらい人間関係しか作れなくなります。
せっかく自分を抑えて我慢してきたのに、
挙げ句の果てには「あの人は周りに合わせてばかりで、自分の考えや意見がないね」「個性がなくてつまらないね」と言われてしまいます。
これでは、せっかく頑張ったのに、悲しい結果になってしまいます。
たしかに、みんなからいい人だと思われたいですし、自分を嫌っている人がいると思うと、とても不安になります。
でも、みんなから好かれるということは、とてもできない相談なのです。
お釈迦さまは、
「皆にてほむる人はなく、皆にてそしる人はなし」
と言われています。
どんなに立派な人でも、全ての人から好かれることはなく、
どんなに嫌われている人でも、全ての人から嫌われることはないという意味です。
人間の好き嫌いは、その人の都合によって決まります。
自分にとって都合のよい人は好きな人、
自分にとって都合の悪い人は嫌いな人になるのです。
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グリーン (火曜日, 25 10月 2016 23:39)
それは、全部に当てはまらない。何故なら、全員が馬鹿だと思う奴もいる。私も業界の皆んなも、全て嫌われている奴がいる。
ケンブリッジ建一 (火曜日, 25 10月 2016 23:40)
そんなに嫌われている人っているんですか?