『恨みは水に流せ、恩は石に刻め』と言います。
自分が苦しい時、困った時に、
手を伸ばしてくれた人ほど
ありがたい存在はありません。
その恩義は、絶対に忘れてはいけないから、
心の中の石に刻み込みたいものです。
ですが、「借りたものを返すぞ」
とばかりの態度を取れば、相手は困惑します。
田中角栄は、そこのところをこう指摘しています。
人はソロバン勘定で物事を考える人間から離れていく。
恩を忘れないことは、絶対に大切なことだ。
だが、その●●●こそ、人間の真価が問われるところだ。
さて、角さんは何が真価の問われるところだと考えたのでしょうか。
「人から受けた恩を忘れてはならない。
必ず恩返しをしろ。
ただ、これみよがしに、
『お礼に参上した』とやってはいけない。
相手が困った時、遠くから、
慎み深く返してやるんだ」
人間の真価が問われるのは、
受けた恩義の返し方にこそある、
と角さんは言いました。
僕ら凡人は「返す時」に
「お礼に参上した」とまではいかなくとも、
つい「はい返したよ」と自分の足跡を残しがちです。
そうではなく、さりげなく、
気づかれないようにお返しする、
そのことが自分の徳を高めることになるのでしょうね。
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八日市場の田中 (木曜日, 22 9月 2016 10:40)
お前がやった事は無駄になってない。人生で無駄な事は、ひとつもないんだぞ。やり続けろ。お前の足跡は必ず後輩が見つけるだろう。お前が先人の足跡を見つけたように。
昭和の虎 (月曜日, 26 9月 2016 22:05)
ちゃんとした人間は、己の昔の話しなんかしない。未来の話をする。チンケな奴ほど、武勇伝を言い、悪ぶったりする。気持ち悪いから、ほざくな。文句があったら俺に言え。昭和の虎だ。