結婚式の定番ソング「糸」その歌詞に込められた本当の意味はとても深かった

中島みゆきさんが歌う代表的な楽曲の1つ「糸」。今でもなお、たくさんのアーティストの方々にカバーされ、中でもミスチルの桜井さん率いるBank Bandはカバーしていることでも有名です。

そんな感動ソング「糸」を、結婚式で選曲される新郎新婦様もいらっしゃいますが、その歌詞に込められた本当の意味をご存知ですか?

長年、歌われ続けている名曲「糸」

1998年に中島みゆきさんがリリースされた「糸」。それからもう数十年が経ちますが、今もなお耳にする機会があるという方も多いのではないでしょうか。

そのきっかけとも言えるのが、2004年、Mr.Childrenの櫻井和寿さんとプロデューサーの小林武史さんが結成したチャリティ・プロジェクト、Bank Bandによってカバーされたことが大きかったようです。

その歌詞に込められた深い想い

“なぜめぐり逢うのかを私たちはなにも知らない”

“いつめぐり逢うのかを私たちはいつも知らない”

という歌詞で始まる「糸」。その思わず、聴き入ってしまうしっとりとした曲調も印象的ですね。そんな歌詞の中で、

“縦の糸はあなた横の糸は私”

“逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます”

という歌詞があり、幸せではなく、“仕合わせ”という言葉を使っています。


「仕合わせ」が示す本当の意味

「仕合わせ」とは「めぐりあわせ。運命」を意味しています。

この「糸」の中では、本来、一般的に使われる「幸せ」という言葉が意味する「幸福。幸運」だけでなく、その人の人生すべてにおける出来事が運命であり、そういった良いことも、悪いことも全て、貴方と一緒に糸のように繋いでいきたいということがこの歌詞には込められているのではないでしょうか。

ぜひ、素敵な歌詞をお聴き下さい。

たくさんの方々の結婚式で歌われ続けている「糸」。歌われ続ける意味がわかったような気がしますね。良いことだけが二人にとって「仕合わせ」ではないということを教えてくれるまさに、結婚式にふさわしい一曲です。