【辰吉寿以輝が2回TKOデビュー!!】

父・丈一郎、息子の勝利に「よくやったんちゃう」 母は涙

◇スーパーバンタム級4回戦 ○辰吉寿以輝 2回2分45秒 KO 岩谷忠男●(2015年4月16日 大阪府立体育会館)

 リングサイドで見守った父・丈一郎は淡々とした口調ながら、息子の勝利を喜んだ。

 「アマ経験がなく、ホンマのデビュー戦やから。唯一やっているとしたらスパーリングぐらい。それを考えるとよくやったんちゃう」。

 観戦中はお腹の前で両手を祈るように組んだまま、感情を表に出すことなく観戦。妻・るみさんによると「オレは人には見せへんから」と、冷静に観戦することを宣言していたという。

 一方のるみさんは、試合前から感極まって涙。ここまで減量食をつくってデビュー戦をサポートしてきた。勝利の瞬間も涙があふれ「言葉が出てこないです。色々用意してきたのですが」と、喜んでいた。

最終更新:4月16日(木)22時50分

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出た神の左!山中 2戦ぶりKOで8度目防衛成功

 ◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・山中慎介―同級7位・ディエゴ・サンティリャン(2015年4月16日 大阪府立体育会館)

【写真】KO勝利でV8を達成し喜ぶ山中

 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが16日、大阪府立体育会館で行われ、王者の山中慎介(32=帝拳)が同級7位のディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)に7回36秒KO勝ちし、8度目の防衛に成功した。日本ジム所属選手としては、具志堅用高(13回)、長谷川穂積(10回)、勇利アルバチャコフと内山高志(9回)に続く5位タイの連続防衛記録となった。

 デビュー23連勝中の挑戦者を相手に、序盤から左フック、右のジャブを当てて優位に試合を進める山中。王者の圧力に、サンティリャンは早くも2回に鼻血を流し、顔面は赤く染まった。山中は4、5回と左をヒットさせて挑戦者にダメージを与えると、6回にはガードをかいくぐって左ストレートを顔面にヒットさせてこの試合初のダウンを奪う。7回開始直後にも“神の左”ストレートが顔面をとらえると、リングに尻もちをついたまま挑戦者は立ち上がれず。山中が圧倒的な強さで2戦ぶりKO勝ちし、8度目の防衛を飾った。

 通算戦績は山中が25戦23勝17KO2分け、サンティリャンが24戦23勝15KO1敗。


最終更新:4月16日(木)22時55分

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Shinsuke Yamanaka KO Collection 山中慎介 KO集

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コメント: 1
  • #1

    渥美 (土曜日, 18 4月 2015 22:36)

    またジムに遊びに行きますよ。おめでとう。