☆新刊のご案内☆まとめ

 モナドの寓話―詩的作品とエッセイ
 著者:高橋 馨

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私はこれまで表現行為である記述、あるいは、ペンで用紙に「書く行為」の総体をエクリチュールと称して、その意味を追求してきた。本書の詩的作品もエッセイもそれに沿うものと思っている。最後のエッセイ「ルソーの『夢想』を読む」は、中で一番の旧作で、インターネットのブログ(二〇〇九年九月二十一日から同年十一月二十五日まで)に連日掲載したものであり、即興的に書いたのでほとんど推敲していない。その場の思い付きの方が時間をかけた熟考よりもかえって、自分の気持ちがあらわになる場合もあると思っている。エクリチュールは過程を読むのであって、結論を知るために読むのではないのだから。

 はざま―原発性肺高血圧症MEMO
 著者:吉野 いく子

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姫路、甲府、東京と、多くの方々とふれ合い、そして育まれ、愛されて、暁子は35年の生涯を終えました。皆様、本当にお世話になりました。4年後の今、親として心から御礼申し上げます。
発病について、お話しするゆとりもなく、皆様に大きい「?」を残したまま、先の見えない闘病の旅を、6年間2人で続けて参りました。暁子が逝って4年経った今、少しは「?」の答えになるかと、この本を出版いたします。

2004年5月22日、未だかつて聞いたこともない病名「原発性肺高血圧症」を突然宣告されました。原因不明ゆえ治療方法も無く、ただ余命2~3年を数えるのみという難病。1年間は親子共々真っ暗闇でもがき苦しむばかりでした。国立循環器病センターを退院した後、親元での療養生活を嫌い、暁子は甲府へ戻りました。
友人の多い甲府で、体力のある間3年ほど、気ままに1人で暮らしました。

しかし、徐々に心機能が損なわれ、通常の体温調節のバランスが崩れて、夏は冷房が「寒すぎる」、冬は暖房が「暑い」と絶えず文句を言い、締め切った場所は空気が悪いと、外の新鮮な空気を求めました。胃腸もじわじわ弱っていき、私の倍くらい食べていたのに、半分も食べられないほど食が細ってゆきました。2007年秋、一人暮らしの限界を自ら認め、姫路へ帰って参りました。2009年年末、突然の肺出血、岡山大学ICUへ救急入院、ついに力尽きて、家へ帰りたいと言いつつ旅立ちました。
本人の日記から一部を抜粋し、闘病の時系列に並べました。私自身、暁子の批判の矢面に立たされ、読み返す度心の痛みを覚えます。
添付しましたデータ・注釈は医療についての門外漢が扱ったものゆえ限りなく不正確で、誤りも多々あるかと思います。専門家のご寛恕をいただきますよう、お願いいたします。

最後になりましたが、国内の発症が年間1,000人を超えるとされる原発性肺高血圧症の患者の皆様に、暁子の症例が多少の参考となりますよう、この本を公にします。近い将来、ips細胞の研究の深化によって、この病気の原因が究明され、「余命数年」ではなく「救命」が可能となりますように。患者の皆様、どこまでも人間らしくご自身のQOLを大切に、療養生活をお過ごしください。

父がいた幻のグライダー歩兵部隊
 ~詩人竹内浩三と歩んだ筑波からルソンへの道~
 著者:藤田 幸雄...

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この戦記は2012年の元旦、正雄の話をたどりつつ、靜雄と幸雄で協力してインターネット検索した資料を基盤にして作成された。その日に行われたのはわずか数時間の作業であったのだが、父も忘れていたであろう、あるいは一兵士として知るよしもなかったかもしれぬ、驚くべきドラマの輪郭が浮かび上がってきたのである。

とりわけ初期の作業を通じ「詩人 竹内浩三」という名が、繰り返し登場してきたのが印象的であった。代表作とされる「骨のうたう」を残して、弱冠二三歳でフィリピンの戦場にて命を散らした竹内浩三は、天性の詩人として広く知られていたそうだが、恥ずかしながらこのときまで、まったく名前すら聞いたこともなかった。ところがどうやら、正雄とは筑波時代やフィリピンで、ずっと行動をともにしていたようなのである。そしてこの方の作品や生い立ちなどに関する情報が、続々と検索にヒットした。

しかしながら竹内浩三が日本を発ってからの動向の記録はほとんど残されておらず、いろんな方が手がかりを求めていた(5)(14)(21)。おまけに複数の資料において「部隊全滅(14)」、「全員切り込みを敢行、全滅(3)」などと書いてある。

おいおい、一緒にいた部隊が全滅しているのなら、ここにいる俺の親父は何なんだ。どうなっているのだ。
―これはどうしても、われわれがごく身近に聞き憶えてきた父の話と、竹内浩三さんの消息情報とを突き合わせなければならない。
もはやいてもたってもいられなくなり、突き動かされるように資料を集めて、調査を開始した。

大事な戦争のときのアルバムはいまだ行方不明であるが、その身代わりのように見つかってくれた水筒をきっかけにして、あらたに明らかになった彼らの戦争物語を、くわしく記録にとどめておく。この文章や写真が、はるか遠くなってしまった時間をいま一度引き戻し、戦争に翻弄された正雄の青春の記憶や、花の盛りに散っていった戦友たちの無念と呼応し連なり合ってくれるのが、われわれ兄弟の願いである。

 自動車に夢を賭けた男たち~明治の若き群像~
 著者:山崎 新光

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明治30年代、広島。日本で初めてバスの運行が始まった。舟や馬車の時代から自転車、オートバイ、自動車へと新しい乗物が登場していく中、乗合自動車に情熱を傾けた男たちの物語が動き出す。

たからさがし ポエム&フォト(赤版)
 たからさがし ポエム&フォト(青版)
 著者:みなみ ゆうじ...

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 赤版 ⇒ http://bit.ly/1COJxnv
 青版 ⇒ http://bit.ly/1A8doqD
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1995年発行の「詩集 たからさがし」の詩に、適当な写真を貼り付けていくという、時間つぶしのためだけに始めた、至っていい加減なホームページ「たからさがし ポエム&フォト」が、4年目を迎えた2010年あたりから、どうしたことか?すべての作品を「最新デジタル・リマスタリング」して、どんどん新作も発表するぞ!になってしまいました。そして、元同僚の若いOLたちからの反響が、予想以上に大きかったので、気を良くして、いよいよ、電子書籍での出版を決意するに至りました。

ビートルズのベスト盤からいただいたネーミングを使って、「赤版」が甘口で、読みやすい内容のもの、「青版」が辛口で、硬い内容のものを集めました。かつて、“言葉の旋律に乗せるセンスが光る”と評判だったみなみの言葉のリズムは健在で、「最新デジタル・リマスタリング」により、まさに、今、この時代のリズムで語りかけてきます。

【新刊情報】美の人物伝シリーズ第6弾『藤田嗣治とは誰か』本日発売です!
オダギリジョー主演の映画も公開予定の天才画家藤田嗣治。
近代日本美術史の上で最も重要な位置にある画家の一人藤田の未発表資料など、第一級資料をもとに検証する、謎多き画家「フジタ」の真実に迫る人物伝です。
武家の血筋を受け継ぎフランスでひとり絵筆で戦っ...た侍の知られざる暮らしが今活き活きと蘇ります。

『藤田嗣治とは誰か 作品と手紙から読み解く、美の闘争史。』詳細はこちら
http://bit.ly/1AfyEcC

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コメント: 2
  • #1

    ルーシー (水曜日, 11 2月 2015 19:42)

    様々な、ジャンルの本のご紹介 ありがとうございます。毎回 大変ですね。お仕事 頑張って下さいね。貴方の夢は必ず叶いますよ。優しい彼女を大切にして下さいね。

  • #2

    お散歩 仲間 (日曜日, 15 2月 2015 20:59)

    吉田さん 、こんにちは。また紹介お願い致します。毎日お疲れ様。