オバマ米大統領、後藤健二さん殺害を非難

【2月1日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は米国時間の1月31日、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」がジャーナリストの後藤健二(Kenji Goto)さんを殺害したとする動画をインターネットに公開したことを受け、後藤さん殺害を非難する声明を発表した。

イスラム国、「日本にとって悪夢の始まり」 後藤さん殺害動画

 オバマ大統領は声明の中で、「米国は、ISIL(イスラム国の別称)による日本人ジャーナリスト後藤健二さんの許しがたい殺害を非難する」「後藤さんは勇敢にも、自らの報道を通じてシリアの人々の窮状を世界に伝えようとしていた」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

安倍首相「痛恨の極み」、後藤さん殺害とする動画投稿で

[東京 1日 ロイター] - 安倍晋三首相は1日朝、イスラム国に拘束されていた後藤健二さんを殺害したとみられる動画が公開されたことについて、「痛恨の極みだ」としたうえで、「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い憤りを覚える。テロリストを決して許さない」と述べた。

首相官邸で記者団に語った。

安倍首相は後藤さんを殺害したとみられる動画に関して「ご家族のご心痛を思うと言葉もない。政府として全力で対応してきたが、まことに痛恨の極みだ」と述べた。その上で「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える。テロリストたちを決して許さない。その罪を償わさせるため国際社会と連携していく」との方針を示した。

さらに、「日本がテロに屈することは決してない。食糧支援、医療支援といった人道支援をさらに拡充する」と明言。「テロと戦う国際社会において、日本としての責任を毅然として果たしていく」との決意を示した。また、今後とも国内外の日本人の安全に万全を期していく考えを示した。同日開催された関係閣僚会議の冒頭でも、安倍首相は国際的なテロへの取り組みに日本として積極的に取り組むと述べた。

【後藤さん、湯川さん、お二人に心からご冥福をお祈り致します】
      -2月1日2015年ー
  ー愚かなる安倍首相と日本政府になりかわってー
この期に及んでも「関係国と連携していく」という事しか言えない安倍という人物の愚かさ。
 「彼がテロに屈しない」といった瞬間から、湯川氏、後藤氏の運命は決まっていたと言うしか...ありません。この時点でお二人は見捨てられてしまったと言えます。
 まずはオバマ大統領にすがりつき、ヨルダン・アブドラ国王に頭を下げ、オランド大統領、キャメロン首相に平身低頭してお願いをのたまわり、自身は何もしなかった安倍と日本政府には、ため息が出るばかりです。
 おろおろと周辺国を回り続けるしか知らない日本外交の姿は、毅然としたはずの日本人魂を忘れ、独自の外交を形成する最大のチャンスをも逃してしまいました。日本人としてただただ恥じ入るばかりです。
 湯川氏や後藤氏のご家族に対し、心からお悔やみを申し上げます。私たち日本人が国主として選択した政治家全員が如何に無能な者たちの集団であったかを、市民を代表して弔意を述べさせて戴きます。
「本当にご愁傷様でございました。このような無知で蒙昧な政治家たちを選んだのは我々日本市民です。国民の安全すらないがしろにし、集団的自衛権などという他人頼みの外交姿勢しか見せることが出来ないような自由民主党と公明党を選んだことに、今さらながら悔やんでおります。どうかお許し下さいませ。
 これからは、決して2世3世といった政治オタクの子孫には決して投票致しません。群れをなしてこの国をダメにしていく政治家集団などは決して選択致しません。毅然として自ら命がけで国民を守ろうとする者だけを選んでまいります。自ら火中の栗を拾いに行ける腰の据わった政治家だけを国会に上らせて行きます。小手先の戦略だけで、その場しのぎを実しやかに言いつのり、その場をごまかすような政治家は、もう決して国会には上らせません。
 これを機に、日本の外交戦略を、大きく変えさせていく市民組織を強化し、本当の恒久平和を実現できる社会機構に変えさせて行きます。
 市民の皆様、湯川氏と後藤氏に対し深くご冥福をお祈り致しましょう。2度とこのようなことが起こらない、起こさない日本にして行くことをお誓い致しましょう。

NGO市民プラットフォーム・ジャパン」http://sonegoronet.jimdo.com

思いを継ぐ…後藤さんのジャーナリスト仲間

 希望を打ち砕く映像が公開された1日、後藤健二さん(47)を知るジャーナリスト仲間たちは、紛争地の子供たちに笑顔で接し続けた後藤さんを思い起こし、その志を継ぐことを誓った。

 「本当にショックで……。今は彼の笑顔ばかり浮かびます」。池上彰さん(64)は言葉を詰まらせた。

 後藤さんとは2003年にテレビ番組を通じて知り合い、交流を続けてきた。「後藤さんは紛争地などで苦しんでいる人たちのことを『世界に伝えたい。誰かが行かなきゃいけない』と常に言っていた。『戦争の犠牲者はまず女性であり、子供』とも話し、常に優しい目を向けていた」と語り、「イスラム国に敵対していたわけではなく、悲惨な現状を伝えるために赴いた人を殺害するのは本当に許し難い」と絞り出すように話した。

 豊田直巳さん(58)は「後藤さんが関心を持っていたのは、紛争地域の住民一人一人の喜怒哀楽だった」と話す。一緒に歩いたヨルダンでも、「庶民の姿を撮りたい」と、イラクから亡命したビジネスマンらにインタビュー。「普通はカメラを向けると緊張されてしまうが、後藤さんの笑顔は、どの現場でも相手の警戒感を解いた。だから、子どもたちの素晴らしい映像を撮影できた」と振り返った。

 取材の相談をするなど後藤さんと親しかった安田純平さん(40)は、「本当につらかったと思う。残念で仕方ない……」と悔しがり、「今回のような事件があっても、紛争地取材の意義に何一つ変わりはない」と強調した。

 今回のシリア行き直前に後藤さんと会った前田利継さん(42)は、「この悲しさや悔しさをどこにぶつけていいのかわからない」と憔悴(しょうすい)した様子。「彼は日本人だからこそできることがあると語っていた。政治的なことに巻き込まれ、無念だろう」と推し量り、「思いを引き継いでいくので見守っていてほしい」と話した。

最終更新:2月1日(日)21時29分

読売新聞

後藤さんの妻「夫をとても誇らしく思う」 声明発表

 フリージャーナリスト後藤健二さん(47)の妻が1日深夜、英国拠点のフリージャーナリスト支援団体「ロリー・ペック財団」などを通じて英語の声明を発表した。「家族と私は悲しみにうちひしがれています。彼は愛する私の夫であり、2人のすばらしい子供の父親であっただけでなく、世界中の多くの人たちの友人でした」としている。
「大きな喪失感を感じています」とする一方で、「イラクやソマリア、シリアのような紛争地帯で人々の苦境を報じた夫をとても誇らしく思います」と後藤さんのジャーナリストとしての功績をたたえた。「特に子供の目線で、普通の人々への影響に光を当て、戦争の悲惨さを私たちに伝えることに情熱を注ぎました」ともつづっている。
(ロンドン=渡辺志帆)
 後藤さんの母、石堂順子さん(78)は1日午前、東京都内の自宅で報道陣の取材に応じ、「健二は旅立ってしまいました。あまりにも無念な死を前に、言葉が見つかりません」と声を振り絞るように話した。

朝日新聞社

首相官邸に半旗掲揚

政府は2日、過激組織「イスラム国」が後藤健二さんと湯川遥菜さんを殺害したとする映像を公開した事件を受け、首相官邸の玄関脇に半旗を掲揚し、記者会見場内の国旗にも黒い布を付けて弔意を示した=東京・永田町

数百人がろうそく、後藤さん追悼=中山外務副大臣らも参加―アンマン

【アンマン時事】過激組織「イスラム国」が後藤健二さんを殺害したとみられる事件を受け、ヨルダンの首都アンマンの日本大使館前では2日夜、ヨルダン人数百人がろうそくに火をともし、後藤さんへの弔意と日本との「連帯」を表した。
 集まった人々は「私たちは後藤健二だ」と英語で唱えるとともに、イスラム国に依然拘束されているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の写真を掲げ、無事解放を祈った。
 大使館に設置された現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣や、ヨルダン日本友好議員連盟の会長を務めるアリ・バニアタ議員も参加。中山副大臣は目に涙を浮かべ、時折声を詰まらせながら、集まった人々に謝意と変わらぬ友好関係への期待を伝えた。 

目を閉じて、じっと我慢。

怒ったら、怒鳴ったら、終わり。

それは祈りに近い。

憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。

そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。

後藤健二


後藤さん“魂の言葉”「憎むは人の業にあらず」

最後まで立派にジャーナリストとして生きた
後藤健二さんのご冥福をお祈りいたします。

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コメント: 5
  • #1

    Project天馬 柳。 (月曜日, 02 2月 2015 17:40)

    後藤さん湯川さん、お二人のご冥福を心からお祈り致します。後藤さんの子供の頃の夢は、人の役に立つ人間になる事でした。ジャーナリストとして、立派に使命を果たしたかった事でしょう。さぞ無念でしょう。家族を残し心残りでしょう。憎しみは憎しみしか生まない事は分かりますが、あまりにも理不尽な事をされて、許す心が湧いてきません。テロリストと、言うよりただの殺人者なので捕まえて下さい。何故人の為に動いて人に殺されるんですか?人が人を殺めて悲しみしか生まなかった過去の我々のあやまちを繰り返してどうするんでしょう。イスラム教の本当の教えは忘れましたか?殺生していいんですか?辛いです。悲しいです。ヨルダンの皆様。お二人のご冥福を祈って下さい。日本の皆様。冷静に、今一度このような事が起きた背景を知り正しく伝えて下さい。もう二度と起こさない為にも。是非宜しくお願い致します。

  • #2

    ヒロ (火曜日, 03 2月 2015 18:49)

    ご冥福を心からお祈り致します。

  • #3

    (水曜日, 04 2月 2015 23:19)

    報復の連鎖が、始まります。誰にも止められません。悲しい涙が血が流れます。神様。お助け下さい。祈ります。

  • #4

    不眠不休 (金曜日, 06 2月 2015 14:27)

    狂気の支配。ヨーロッパの植民地、帝国主義、アメリカの奴隷制度、日本の東亜共栄圏の妄想、これらの人間の仕業の根底を見せつける。逆らうものは殺す。選ばれたものが生き残る。動物は見せしめの殺しはしない。知識を獲得した人間がでる仕業。現在の政治の行き着くところを彼らは、先んじて世界に示しているように思う。アメリカ、ロシア武器生産国から無尽蔵に供給される武器を使って。麻薬と同じよう一端その味を覚えたら忘れられない。麻薬密売人のように武器商人が暗躍し、武器産業は利益を享受する。今の狂気を止めるには、麻薬と同じく武器の供給を止めること。これしかないと思いますね。日本人の残虐性を失わせたのは、豊臣秀吉の刀狩り、侍しか帯刀を許さなかった政策だと思いますね。この発想は日本人のものの本質を見抜く力、自然を大切にして、自然と共に生きてきた、日本人だからできたこと。その精神を世界に発信したのが戦争放棄を定めた日本国憲法。また、太平洋戦争のように国民を守るため戦争を仕掛ける狂気の世界に日本人を駆り立てる。裏には兵器産業で利益を得ようをする経団連が待っている。原発と同じように。放射能汚染も片付けないまま、日本の産業が栄えるためは住民の犠牲はやむを得ないと。日本の国を守るためには日本人の犠牲を出すのはやむ得ないと。短絡思考の人間、この道しかないと言う人にくにをあずけていて大丈夫ですかね。

  • #5

    名も泣きジャーナリスト (金曜日, 06 2月 2015 14:28)

    それにしても今の世は、平静な心を保つことがとても困難な時代です。今日は後藤氏殺害とパイロット処刑の報復として Sajida al-Rishawi さんを絞首刑にしたようです。私は彼女自身に対しても痛感の念を拭えません。ザルカウィIS代表の側近だった兄がイラク空爆によって殺害され、それからISISに加わったようです。今年はアフガン難民の子供達も9人に増えますが、彼らはザジダさんと同じ運命を辿っていたかも知れません。後藤氏、湯川氏、そしてザシダ、誰の命も大切な命でした。