【糖尿病クイズ】

【お薬】
クイズ

65歳、2型糖尿病の男性の患者です。
・45歳、胃潰瘍にて入院時、糖尿病を指摘されました。HBA1c...6,9~7.5% グリコアルブミン値25.1%(基準値12. 4~16.3%)メトホルミン増量の効果判定にグリコアルブミン値を測定(HBA1cより短期間の血糖応答状況を反映します。腎症(-)単純性網膜症(-)身長169cm体重78kg

処方 メトホルミン錠 250mg 6T
   1日3回毎食後服用   14日分
この処方の服薬指導(副作用予防、対策)のうち正しいものを1つ
選んでください。

A:乳酸アシドーシス発生はメトホルミンが主な原因と考えられる。
B:65歳以上の高齢者には禁忌である。
C:腎機能障害があると禁忌である。
D:肥満例だけでなく、非肥満例でも効果が期待できる。


答え 正しいのはDです

A:ビグアナイド薬は肝臓での糖新生を抑制して乳酸を増加させますが、通常それに応じて肝臓での代謝が増加するため、血中乳酸値は上昇しません。乳酸アシドーシスの発生機序としては、ミトコンドリア電子伝達系の抑制による乳酸遊離促進の関与が想定され
  ます。乳酸アシドーシスには様々なリスクファクターによって起こるものと考えられています。そのリスクファクターとしては
  腎機能障害、心疾患、低酸素血症などが知られています。

B:承認試験において、高齢者(65歳以上)と非高齢者(65歳
  未満)を比べても有効性と安全性に差は認められませんでした。 原則として新規の患者への投与は推奨されません。

C:国内臨床試験の結果に基づき、従来、禁忌であった「軽度の腎
  機能障害」が慎重投与に変更されました。血清クレアチニン値
  が男性1.3mg/dl以上、女性1.2mg/dl以上では
  乳酸の増加のリスクが高くなるので、投与は避けるほうが安全
  とされています。

D:メトホルミンは肝臓における糖新生の抑制、末梢組織での糖取り込みの促進,小腸における糖吸収抑制などの多彩な作用があります。それらが複合的に寄与して血糖をさげています。そのため
  肥満例だけでなく非肥満例でも同様の作用を示します。

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コメント: 1
  • #1

    (金曜日, 26 12月 2014)

    長谷部です。大丈夫ですか?ゆっくり治してくださいな。皆んな心配してますよ。p(^_^)q ファイト