「産まないのが問題」発言で麻生氏「産みたくても産めないのが…」釈明

 衆院選の応援演説に奔走する麻生太郎副総理兼財務相の発言が波紋を呼んでいる。麻生氏は7日の札幌市内での演説で、社会保障費の増加について「高齢者が悪いみたいなイメージを作っている人が多いが、子供を産まないのが問題なんだ」と訴え、少子高齢化の進展で現役世代の負担が増えるとの認識を示した。

 6日には長野県松本市の演説で「株価が戻り、円安に振れた。企業は大量の利益を出している。出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ」と指摘した。

 野党側は一連の発言を問題視しており、麻生氏は8日、岐阜県内の演説で「子供を産まないのが問題」とした自身の発言について、保育施設などが不足し、産みたくても産めないのが問題との趣旨だったと釈明した。

 経営能力への言及に関しては、世耕弘成官房副長官が同日の記者会見で「経営者の立場を分かっている麻生氏なりの発言だ」と擁護した。

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コメント: 1
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    黄金ナマズ (木曜日, 18 12月 2014 18:46)

    失言が多すぎるよ。1度頭に入れて発言しなさい。はい。1年からやり直し。