第98回 全国高校野球選手権 出場校一覧 2016

第98回全国高校野球選手権…通称「夏の甲子園」の季節がやってきました。

甲子園を目指し、各地方大会で熱い戦いが繰り広げられ、7月31日の試合をもって出場校全49校が出そろいました。

頑張れ皆。木更津総合頑張れ!! 鼠小僧Zero吉より。

【北海道地区】
北北海道 クラーク国際(初出場)
南北海道 北海(2年連続37回目)

【東北地区】
青森 八戸学院光星(2年ぶり8回目)
岩手 盛岡大付(2年ぶり9回目)
秋田 大曲工(初出場)
山形 鶴岡東(2年連続5回目)
宮城 東北(7年ぶり22回目)
福島 聖光学院(10年連続13回目)

【関東地区】
茨城 常総学院(3年ぶり16回目)
栃木 作新学院(6年連続12回目)
群馬 前橋育英(3年ぶり2回目)
埼玉 花咲徳栄(2年連続4回目)
千葉 木更津総合(3年ぶり5回目)
東東京 関東一(2年連続7回目)
西東京八王子(初出場)
神奈川 横浜(3年ぶり16回目)
山梨 山梨学院(5年ぶり6回目)

【北信越地区】
新潟 中越(2年連続10回目)
長野 佐久長聖(2年ぶり7回目)
富山 富山第一(3年ぶり2回目)
石川 星稜(2年ぶり18回目)
福井 北陸(24年ぶり3回目)

【東海地区】
静岡 常葉菊川(3年ぶり5回目)
愛知 東邦(2年ぶり17回目)
岐阜 中京(14年ぶり6回目)
三重 いなべ総合(6年ぶり2回目)

【近畿地区】
滋賀 近江(2年ぶり12回目)
京都 京都翔英(初出場)
大阪 履正社(6年ぶり3回目)
兵庫 市尼崎(33年ぶり2回目)
奈良 智弁学園(2年ぶり18回目)
和歌山 市和歌山(2年ぶり5回目)

【中国地区】
岡山 創志学園(初出場)
広島 広島新庄(2年連続2回目)
鳥取 境(9年ぶり8回目)
島根 出雲(初出場)
山口 高川学園(初出場)

【四国地区】
香川 尽誠学園(9年ぶり11回目)
徳島 鳴門(5年連続11回目)
愛媛 松山聖陵(初出場)
高知 明徳義塾(7年連続18回目)

【九州・沖縄地区】
福岡 九州国際大付(3年連続7回目)
佐賀 唐津商(5年ぶり5回目)
長崎 長崎商(29年ぶり7回目)
大分 大分(2年ぶり2回目)
熊本 秀岳館(15年ぶり2回目)
宮崎 日南学園(2年ぶり8回目)
鹿児島 樟南(3年ぶり19回目)
沖縄 嘉手納(初出場)

女子をグラウンドに立たせられない理由 感情的でなく、建設的な議論を

近年、女子部員の数は増えてきた。女子プロ野球も発足し、硬式野球に取り組む土壌は確実に形成されてきた。今回、大分の女子マネジャーがグラウンドで練習補助を行い、大会関係者に制止された一件。日本高野連は安全面の配慮と説明したが、その裁定に納得できる部分はある。

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 それは硬球が一歩間違えば生命を奪う“凶器”となりえるから。高校時代、チームメートが練習試合で右目に打球を受け、視力が著しく低下した。一塁手で左打者が痛烈に引っ張った打球が捕球目前でイレギュラーしたことが原因だった。すぐに救急搬送され、処置を受けたが、チームメートは野球をあきらめざるを得なかった。

 過去には打撃投手が痛烈なピッチャーライナーを受け、帰らぬ人となったケースもある。日本高野連はその都度、ヘッドギアや打撃投手用の防具を導入するよう推奨してきた。打球速度を抑えるために、バットの重量を900グラム以上に改訂した実績もある。

 小さい頃から野球に取り組み、ボールの危険性を認識した男子ですら不慮の事故は起こってしまう。そこに野球経験のない女子が入った場合、高校野球レベルで120キロ前後の送球スピード、150キロ前後の打球スピードに反応し、退避動作を取ることができるか。日頃から男子に混ざって練習に取り組む女子部員なら可能だろうが、野球経験のない女子マネジャーになれば危険性はかなり上がる。

 ましてや甲子園練習は各校、時間が30分と規定されている。選手たちの動きを見ていると、かなりのスピードでメニューを消化し、グラウンドやフェンスなど球場環境の確認をしている。

 目まぐるしい動きに、野球経験のない報道陣にボールが当たることも珍しくない。試合前のシートノックとなれば7分間。そこですべてのチェックを行わなければならない。ボールのスピード、動きのスピードが合わさり、イレギュラーや暴投など不測の事態が起これば経験者でも避けるのは難しい。

 そのため日本高野連は安全性を配慮し、女子部員がグラウンドに立つことを認めてこなかった背景がある。今回、大分の首藤マネジャーは日常的にノック時のボール受け渡しを担っており、素早い動きが目立った。だからこそ指導者側も「グラウンドに立たせてあげたい」となった。

 ただ他校の女子マネジャーがそのレベルに達しているかどうかは不透明。主催者側として、生徒の安全と将来を考えれば妥当な判断と言えるだろう。各コメンテーターが「世の中と最もずれている競技になりつつある」「危険って性別関係ないじゃん」「謎の様式美、禁則が多すぎますね」と発言しているが、それは“硬球の危険性”を念頭に置いた上でのコメントだったのだろうか。

 もちろん規制が緩和されるのはベストだ。ただそのためには、安全面を含めて乗り越えるべきハードルは高い。ヘルメットを着用したとしても、目の保護はどうするべきか。女子マネジャーが女子部員と偽ってグラウンドに立つケースも出てくるかもしれない。

 決して短絡的ではなく、建設的な議論を重ねた上で-。女子が聖地のグラウンドに立てる日が来ることを願っている。(デイリースポーツ・重松健三)

最終更新:8月3日(水)7時21分

デイリースポーツ

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コメント: 4
  • #1

    (水曜日, 03 8月 2016 18:16)

    木更津総合 頑張れ*\(^o^)/*

  • #2

    農業高校ですが何か (水曜日, 03 8月 2016 18:19)

    銚子は、全滅でした。あー。昔が懐かしい。銚子商業 どうした。

  • #3

    まさお (水曜日, 03 8月 2016 18:22)

    うずらの美味しい食べ方は、串揚げですね。ビールのつまみに最高ですよ。港祭り是非お越し下さいね。銚子万歳。海上万歳。

  • #4

    スイスイ (月曜日, 22 8月 2016 23:18)

    作新学園 おめでとう。木更津 残念でした。ドンマイ