外国人カメラマンが撮影した、福島第一原子力発電所 周辺の『現在』

外国人カメラマンが撮影した、福島第一原子力発電所 周辺の『現在』

現地を訪れた第一印象は「そこだけ時間が止まっている」だったそうだ。スーパーマーケットの棚にはまだ商品が残っている状態で、学校の黒板にはその日学生らが書き残していった文字が刻まれている。

道路に置き去りになった車は深い緑に包まれ、宴会場の座敷のテーブルには皿が並んだままだ。世界各地にあるゴーストタウンと同様の光景の中、ただ1つ、異質だったのは、地面に規則正しく並んだ汚染土を入れた無数の黒い袋である。

福島県の一部地域にだされていた避難指示だが、徐々に解除されつつある。福島県楢葉町の避難指示が先月9月5日をもって解除された。町に帰ることを決めた住民、帰ることをためらう住民と様々な思いが交錯する。

それでも今尚、浪江町・双葉町・大熊町が帰宅困難区域に指定されており、飯館村・富岡町は居住制限区域となっている。

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悲しい現実です・・・・・