【11歳の少年の遺体に深く敬礼】

「11歳の少年の遺体に深く敬礼する医師たち。
その理由に世界中が涙〜」


いま世界中で報じられ、話題になっている一枚の写真があります。...
手術室から運び出された11才の少年「リャン」くんの遺体に、
医師たちが深々と頭を下げている冒頭の写真だ。

リャン君は、9才の時に悪性の脳腫瘍と診断され
ガンと闘ってきただが、すでに助かる見込みがないほど
悪化し最後の時を待つばかりとなっていた。

死期の近づく中、6月6日に彼は最後の願いを口にした。

その願いとは「自分の臓器を提供したい」だった。

写真は、リャン君の最後の願いを叶える臓器摘出手術を終えて
運び出された、彼の『遺体と魂』に医師たちが最大限の敬意を持って、 誰からともなく頭を下げている様子を写したものでした。

後日、彼の小学校の教師は取材に「教科書に掲載された物語を読んで、 臓器提供のことを知ったんだろう」と語っています。

リャン君の将来の夢は、医者になることだったという・・・。

臓器提供を待つドナーに対して、臓器提供者の数が圧倒的に
不足している現実は世界的に変わらず、みなさんもご存知だろう。

臓器提供に関しては提供者本人だけでなく、
残された遺族の気持ちの問題も大きく簡単ではない。

写真の奥で泣いているのはリャン君の母親「李」さん。
リャン君の尊い行いとともに、彼の願いを叶えることを選択した
彼のご家族の決断にも頭が下がる思いだ。

正直に言えば、
自分の子供がリャン君と同じ状況になったとしても、
私はとてもその最後の願いを受け入れることはできないだろう。
しかし、生前から家族とともに臓器提供の可能性について話し、
理解を深めるそんな取り組みは初めてみようと思う。

人が変わるには、なにか「きっかけ」が必要なのだろうから…。

※癌患者は基本臓器提供出来ませんが、
  原発性脳腫瘍の場合は、提供可能です。

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私も自分の死を迎える時には臓器提供を考えたいと思います。

家族が受け入れてくれるかどうか話してみようと思います。

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コメント: 1
  • #1

    日本の職人 (水曜日, 15 10月 2014 17:00)

    己の臓器を提供する事が出来る人は、素晴らしい。特に女性に、拍手します。今回は子供ですが。