『引き寄せの法則と受け取りの法則①』

「引き寄せの法則」は様々な書籍があり、もちろん懐疑的な人や否定的な方もいますが、今では多くの方が目にしたり、意識したりしていると思います。

願望実現の法則とも表現されたり、思考は現実化するとか、祈りの力、想念力など様々な表現で伝えられていますが、これはまさにその通りであり、今では科...学的な検証からも常識化されつつあります。

簡単にこれを表せば、僕達が何かを想えば、そこにはエネルギーが生まれます。

何かに怒れば、怒りのエネルギーが放出されます。

人が何かを考えたり、イメージをすれば、そこにエネルギーが集まり、状況(形)を形成していく。
 
何かを想えば、エネルギー的波動として送信されます。

想いは文字通り自分の心から飛び立って、自分が考えるものに繋がっていくのです。

何げなく発した言葉の一言にも、たくさんのエネルギーが詰まっています。

言葉を発する人の心のあり方が一つのエネルギーとなって、よい言葉であれ悪い言葉であれ、この空間へと流れ出てしまうようです。

神道的に言えば言霊などとも呼ばれている。

これらのように、人間には私達の想像を超えた力や能力が存在するようです。

とかく現代社会は、科学を絶対とし、妄信している。

本来科学とはあらゆる現象を検証し、体系化することです。

その発展と共に、科学という分野にも利権が生まれ、自分達を否定する事実や存在を認めると、自分の地位や報酬を失いかねない。

その結果、科学的解明のされない物事を一切認めず、それらをオカルトや宗教などと言った乱暴な言葉で邪道と扱った。

しかし、皮肉にもそのオカルトや宗教と一括りに追いやった波動や意識、想念や祈りの力の存在が今科学的に解明され始めているのです。

人間を始め、自然界の法則にはいたってシンプルで感動的な仕組みが存在します。

その一つである想いの力、「引き寄せの法則」によれば、今いる自分の状況は、全て自分の想いが創り上げたものなのです。

意識的にしろ無意識的にしろ、考えること、感じること、願うこと、夢見ること、意図すること。

人間の思考には力があり、どんな考えや思いも、感情も、創造につながってくるのです。

考えることはすべて現実になる。この結果が今の自分なのです。

これに従えば、誰もが自分の描く幸せになる事が出来るようです。

しかし、この法則には、「善悪」の判断はないと言われています。

ただ自分の思考に反応するだけで、自分が何かに意識を集中すると、それが何であろうと現実化に向かうのです。悪を思えば、それも現実化します。

誰もが幸せになりたいと思っているし、自分の思う明るい人生を歩きたいと思っている。

それを実現するのは、勝手な苦労でも妄信したお金儲けでもない。

「自分には無理だとか」「そんな事あるわけない」または不安や恐怖などと言ったネガティブなフィルターを外し、ポジティブな波長に自分を合わせる事が最も大切な事のようです。

疑わない事こそ強さなのです。

しかし、このような事が書籍やネットなどでさんざん教えられているが、こういった引き寄せの法則のような想いや意識のあり方だけでは現実的ではないのです。

ここから先が本当に大切な事であり、それはあまり語られないのです。

日月神示でもそれは伝えられているが、

「日々の祈りは行であるぞ。百年祈り続けても、祈りだけでは何もならん。それは祈り地獄じゃ。祈り地獄多いのう。肉体人は肉体の行せねばならん。(黄金の巻・第100帖)」

今まで、世界中で平和を願い、祈りが捧げられてきました。

しかし残念ながらその状況とは全く反対の現代社会となってしまっています。

なぜならそれは祈りや想いを放ち続けるだけでは不完全だからだ。

『引き寄せの法則と受け取りの法則②』

引き寄せの法則は、別名波長(周波数)の法則とも呼ばれ、「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、人の意識や想念にはエネルギーがあり、それは様々な波長(周波数)となり、その同調したモノを引き寄せるという事のようです。

しかし突然想いや意識にその法則が発動し、そういったモノや人、現象など...が表れるわけではありません。

そういった事を「得る」チャンスやヒントが与えられると言った方が正確かも知れません。

世界で今まで幾千億もの人々が平和と安らぎを願い、祈ってきたにも関わらず、今の世界情勢はその反対の現実があります。

例えが悪いかも知れませんが、ストーカーが異常とも言えるほどの熱意と想いがあるにも関わらず、その想いは成就しない事がほとんどです。

悲劇に繋がる事件すら起こっているケースもあります。

しかしこの引き寄せの法則はちゃんと意識と想いを整えれば正確に発動しているのです。

そのチャンスやヒントをしっかり受け取り、それ元に行動しないから実現しないのです。

世にある「引き寄せの法則」などは表面しか伝えられていません。

本来は『受け取りの法則』とも言うべき、大切な事があるのです。

日月神示にはこのようにあります。

「口と心と行と三つ揃った行い、マコトと申して知らしてあろが。」

「人民の心次第、行ひ次第で空まで変ると申してあろがな」

「心に誠あり、口にまこと伝へるとも実行なきもの多いぞ。偽りに神の力は加はらない。偽善者 多いのう。」 

これで言えば、言葉や想いは引き寄せの法則に繋がり、受け取りの法則によるチャンスやヒントを受け取って、それを行いにして行かなければならないようです。

このチャンスやヒントは、日常様々な所から与えてくれます。

朝たまたまつけたテレビで見た事や聞こえてきた事、本や雑誌やネット、または誰かが何気なく言った言葉や会話の中。またはふと自分の頭に浮かんでくる事。

そういった中に何かピンと感じる事が誰でもあると思います。

まさにそのピンと感じるものをキャッチし、行動してみる事が「行い」の部分です。

所謂、『直感』というものです。

人間の脳は依然としてわからない事だらけですが、人間の脳は潜在意識というものとつながっています。 

脳はその潜在意識とよばれる空間と見えない糸(神経、エネルギー)のようなもので結ばれており、そこから直感やひらめき、またはなぜそうしようと思ったのか、など発信されているようです。

脳は潜在意識から送られるメッセージを受け取る受信機のようなものとも言われています。

必ず人間には直感やインスピレーションが降ってきます。 

例えば誰かの顔がふと突然浮かんだりします。 

それが本来受け取るべきインスピレーションで「接点を持ってみなさい」との導きであり、引き寄せの法則の発動の合図です。 

しかし、多くの人は気にも留めない現象だと見過ごしたり、逆に気になるけど自分が忙しいからとか相手が忙しいだろうなと勝手に導きを遮断してしまいます。

極端な話、その人からご縁を頂いたりヒントを得たりしたかも知れません。 
しかしそこで自分の恐れやめんどくさがる事により開かれる人生の扉を閉じてしまいます。

それを適切に受け取り、行動する事により、思い描いていた状況を創り上げるのです。

そのひらめきと実践の延長線上に自分なりの幸福が訪れるのです。

そしてこれはありがたい事に、難しい事でも何でもありません。

誰でも出来る事ですし、ちょっとした一歩なのです。

某大手企業では、この直感を繋げる研修があったようです。

誰でもよいから不意に頭に浮かんだ人を書きとめ、必ず何かしらの連絡を入れてみる。

そうすると不思議なことに、営業成績が格段にあがる結果が出たようです。

いろんな成功者と呼ばれる人達(本人たちにはその自覚がない方も多い)を見てきましたが、大多数の方は直感力に優れているように思えますし、その「行動」を取っている。

この世の仕組みは本当にありがたい事に、全ての人に同じだけチャンスを何度も与えてくれています。

しかしそれをキャッチし、実践的な行動を一歩踏み込まなくては意味がありません。

しかしたった一歩を踏み出し、歩み出すだけで自分の思い描くステージに運んでくれるのです。

誰もが思い描く幸せの形を掴む為に、意識や想いを無限に描き、直感力を磨き、それを実行して辿った先に、人類共通の平和が訪れるように思えます。

「考えるな、感じるんだ」

これはブルース・リー氏が残した言葉ですが、まさに新しい時代の価値観の一つだと思います。

私も今日からもう一度自分を見直し、自分にとって必要な『実践』をがんばりたいと思います。

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コメント: 1
  • #1

    ブルースウィリー (土曜日, 17 1月 2015 19:44)

    理解しました。了解でござる。運がきます。自分探しに出ます。